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-CASE13-

住宅ローン問題と債務整理問題相談事例


相談者E様
昨年の夏まで自動車メーカーの部品会社で勤めておりましたが、海外に生産拠点を移した事により、会社を退職させられることになりました(リストラです。)
現在は、家族の生活費と月々の教育費を捻出する為に、自分の僅かなアルバイト代と妻のパート収入で暮らしております。
その他にもカード支払いが有る為に、自宅の住宅ローンまでは支払いが回らず、先日、銀行より「自宅の競売」の手続きをすると手紙が来ました。再就職の目途も立たず、夫婦両方の両親や親族よりの援助も貰えずに困っています。
どのようにしたらよろしいでしょうか?

講師
まず、お伺いしたいのは、住宅ローン以外にはお借り入れはございますか?
また、お蓄えはありますか?

相談者E様
現在のところは、カードローン・クレジットの両方を利用しています。
毎月の生活のために、預貯金も切り崩している状況です。
 

講師
それなら住宅ローンに関しては、当法人と提携している弁護士を通じて、競売の手続きをしている銀行との間で任意売却交渉をすることをお薦め致します。
任意売却とは、銀行の了解を得た上で競売手続外で不動産を売却することであり、一般的に競売手続よりも任意売却の方がメリットがあると言われています。競売よりも高い価格で不動産を売却できる可能性が高くなるため、場合によっては、新しいお住まいの転居費用を確保することができます。それにより、新しい暮らしのスタートを切ることもできますし、以下の「債務整理」と組み合わせれば今までの過度の支払いがだいぶ抑えられるため、今後の生活がぐっと楽になり、転職活動にも専念しやすくなるはずです。
尚、その他の借入先については、「債務整理」という手続きを弁護士を通じて行い、1回あたりの支払い金額を減らしてもらう交渉をします。

相談者E様
こちらの(当法人)にご紹介いただく弁護士の先生に手続きをお願いすることはよいのですが、自宅の売却と引越しはどのようにすればよいのでしょうか?

講師
当法人の委託している不動産会社に売却と転居先の準備を並行して行わせます
それにより、新しいお住まいにスムーズにお移り出来ますから、ご安心いただいても大丈夫です。
※ご相談人は、現在は当法人と提携している弁護士と債務交渉を進めるとともに、ご家族と新しい暮らしの為に、転居先の準備をお取りになられています。
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